うさぎの耳が長いのはなぜ?知っておきたい2つの役割!

今回は、「うさぎの耳が長いのはどうして?」という疑問についてお話します。
ウサギの耳、とっても長いですよね。実はあの耳には、とても大切な役割があるんです。
その大切な役割を、大きく2つのポイントに分けて説明していきます!
・長い耳で広い範囲の音を集め、天敵に近づきやすくするため。
・耳から熱を逃がし、体温調節をするため。
音をしっかり聞くため

うさぎは、もともと野生で生活していた動物です。野生のうさぎは、天敵から身を守るために、周りの音を敏感にキャッチする必要がありました。
耳が長いことで、広い範囲から音を集めることができるのです。いわば「パラボラアンテナ」のような役割をしているんですね!
さらに、うさぎの耳は360度、自由自在に動かせるので、どこから音が聞こえてきたのかをすぐに判断することができます。
これで、敵が近づいてきたときにいち早く逃げられるのです。
体温調節をするため

実は、うさぎの耳には「体温を調節するエアコン」のような役割も果たしています。
うさぎの耳にはたくさんの血管が通っていて、そこを流れる血液の熱を耳から外に放出することで、体全体を冷やしているのです。
特に暑い地域に住む種類のうさぎほど耳が長い傾向にあります。これは効率よく熱を逃がすためなんですね。
逆に寒い地域に住むうさぎの耳は短めで、体温を逃がしすぎないようになっています。
豆知識タイム!

うさぎは、耳を動かして「相手に気持ちを伝える」というコミュニケーションの手段として使うこともあります。
耳をピンと立てているときは警戒しているサイン、逆に耳を後ろに倒しているときはリラックスしているサインです。
まとめ
最後にまとめると、うさぎの耳が長い理由は「音をキャッチして敵を察知する」と「体温を調節する」の2つが大きなポイントでした!
野生で生き残るための知恵が、あのかわいい耳にたっぷり詰まっているんですね。