いじめられたらどうするべき？一人で抱え込まないための３つのポイント

今回は、「いじめにあったら、どうするべき？」について話していきます。

学校や職場、どんな場所でも人との関わりはついて回りますよね。そんな中で、いじめの問題は決して他人事ではありません。

自分や大切な人が困ったときにはどうすればいいのかを知っておくことは、より安心して日常を過ごすためにとても大切なことです。

この記事を通して、いじめが起きる背景や、それについてどう対処すればいいのか話していこうと思います。

また、自分自身を守るための心の持ち方や、困ったときに頼れる方法についても学べるので、日常生活で役立つヒントが得られるはずです。

いじめっ子の本当の姿

まず最初に、覚えていてほしいことがあります。それは、いじめっ子の心はものすごく弱いということです。

えっ？と思う方もいるかもしれません。でも、いじめをする人の多くは、自分に自信がなかったり、不安を感じていたりします。その気持ちを隠すために、他の人をからかったり、傷つけたりしてしまうのです。

たとえば、テストで思ったよりも点が悪かったとか、家で嫌なことがあったとか、何かストレスを抱えている場合があります。

でも、それを自分でどうにかできないから、誰かをいじめることで自分が強くなった気になっているんですね。

だから、もしあなたがいじめられているなら、「自分に問題があるんだ」なんて絶対に思わないでください。

それは大きな間違いです。問題はあなたではなく、いじめっ子の中にあるのです。

心の強さで立ち向かう

では、どうやって対処すればいいのでしょう。次のポイントは、心の強さで戦うことです。

でも、ここで勘違いしないでほしいのは、無理に強く見せる必要はないということ。大事なのは、勇気をもって自分の気持ちを伝えることです。

たとえば、いじめっ子に「いや！」とか「やめて！」と、きっぱりと伝える。

これ、言うのは簡単じゃないですよね。でも、実はこれがとても効果的なんです。

いじめっ子は、自分が嫌がらせをしている相手が弱いと感じるからエスカレートします。でも、「いや」って言われると、「あれ？この人は違うかも」と思わせることができます。

ただし、これをするのが怖いと感じる人もいると思います。そういうときは無理をしないでください。

無理に言おうとして余計にストレスを感じるくらいなら、次の方法を試してください。

相談することは賢い選択

もし、「やめろ」と言えないときや、言ってもいじめが止まらない場合、すぐに先生や家族に相談することが大事です。ここでポイントなのは、一人で抱え込まないこと。

よく、「相談しても意味ないんじゃない？」とか、「言ったらもっといじめられるかも」って不安になる人もいるとおもいます。

でも、相談することで状況が変わることは本当に多いんです。

相談した先生がいじめっ子に注意をしてくれる場合もあれば、先生が間に入って話し合いをしてくれる場合もあります。

どうしても相談が怖い場合は、ノートやメモに状況を書き出してみるといいですよ。それを先生や親に見せるだけでも、ちゃんと伝わります。

心を守るコツ

自分を守る時間を作る

いじめられると、どうしても気持ちが沈んでしまいますよね。

そんなときは、自分が好きなことに集中する時間を作ってみてください。絵をかいたり、本を読んだり、スポーツをしたり。

こういった時間が、心を守るための大事なエネルギーになります。

小さな勇気を積み重ねる

もう一つ、すぐに実践できるコツとして、「小さな勇気」を積み重ねることを意識してみてください。

たとえば、友達に一言「おはよう」と言うだけでもいいし、先生に「ちょっと相談があります」と言うだけでもOK。

こうやって少しずつ行動を起こすことで、自身がついてきます。

相談窓口を利用する

そして、どうしてもつらい時や周りの大人に言えないときは、いじめ相談ホットラインなどを利用してください。

話すだけで、スッと楽になることもありますよ。

まとめ

今回は、「いじめにあったら、どうするべき？」についてお話ししました。

最後に大事なことをもう一度お伝えしますね。いじめは、あなたが悪いから起きているわけじゃありません。そして、一人で抱え込まないで、必ず誰かに相談してください。

あなたには自分を守る力があります。そして、味方になってくれる人も必ずいます。

この記事が少しでもあなたの力になれたらうれしいです。

さぼてん

ブロガー

こんにちは！さぼてんです。

中高生向けに、科学や地政学、心理学などに関連する「日常のふしぎ」をわかりやすく解説するブログを運営しています。

「自分も知らなかった！」と感じる瞬間を一緒に楽しめるブログを目指しています。