科学のふしぎ

雷の正体を知ってる?3分でわかる仕組み解説!

sabotennote

今回は、「雷ってどういう仕組みなの?」という疑問に答えていきます。

みなさんは、雷の仕組みを考えたことがありますか?

たとえば、突然空が暗くなって「ゴロゴロ…!」と鳴ったと思ったら、次の瞬間「ピカッ!」と光る。雷が近づいてくると、なんだかドキドキしますよね。

でも、そもそも なぜ雷は発生するのか? どうして空が光ったり、大きな音が鳴ったりするのか、不思議に思ったことはありませんか?

実は、雷は 「とてつもなく大きな静電気の放電」 なんです。

今回は、雷がどのようにして生まれるのか、なぜ空が光って音が鳴るのかを、わかりやすく解説していきます!

内容のポイント

・雷は巨大な静電気で、雲の中で氷の粒やあられがぶつかることで電気が発生する。

・軽い小売りの粒は上に運ばれてプラスの電気を持ち、重いあられは下にたまってマイナスの電気を持つ。

・電気がたまりすぎると「バチッ」と放電して雷が発生

雷はどうやって生まれる?

この雲の中では、すごく強い風が上へ上へと吹いています。この風に乗って、雲の中では 小さな氷の粒(雪の結晶) や あられ(氷のかたまり) がものすごい勢いで飛び交っています。

ここでポイント!この氷やあられが、ぶつかると電気が生まれるんです。

例えば、風船を髪の毛にこすりつけると 髪の毛が逆立ちますよね?これは摩擦によって静電気が発生したからです。

雲の中でも同じように、氷の粒とあられがぶつかること電気がたまっています。

「プラス」と「マイナス」に分かれる電気

電気がたまるといっても、ただゴチャゴチャに溜まるわけではありません。雷雲の中では、電気が「プラス」と「マイナス」に分かれてたまっています。

どうしてかというと…… 氷の粒とあられの重さが違うから!

・軽い氷の粒(雪の結晶) は、上昇気流に乗ってどんどん上へ。

・重いあられ(氷のかたまり) は、重力で下へ落ちていきます。

このとき、氷の粒とあられがぶつかると、電気の性質によって次のように分かれます。

• 軽い氷の粒は「プラスの電気」を持ち、雲の上へ

• 重いあられは「マイナスの電気」を持ち、雲の下へ

こうして、雷雲の中で 上がプラス、下がマイナス という電気の分布ができるんです。

たまった電気が雷になる

雲の下にマイナスの電気がどんどんたまると、「もうムリ! 出たい!」と電気が暴れ出します。

すると、地面は「お? なんかマイナスがたまってるぞ?」と、プラスの電気が引き寄せられてきます。

でも、普段は 空気が電気を通さない壁のようになっている ので、電気は簡単には流れません。

しかし、電気がたまりすぎると、ついに 「バチッ!」と空気の壁を突き破って、一気に放電!

これが 雷の光(稲妻) です!

まとめ

今日は雷の仕組みについて説明しました。

雷は 雲の中でたまった静電気が地面に向かって「バチッ!」と放電する現象 です。 だから雷が鳴ったら、すぐに安全な場所に避難しましょうね!

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こんにちは!さぼてんです。

中高生向けに、科学や地政学、心理学などに関連する「日常のふしぎ」をわかりやすく解説するブログを運営しています。

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