韓国のことわざ「猫の首に鈴をつける」とは?意味や由来などを解説

sabotennote

今回は、韓国のことわざ「猫の首に鈴をつける」についてお話します。

だれかがやったほうがいいと分かっているのに、誰もやろうとしなかった経験はありませんか?

たとえば、学校や職場で「このルールはおかしい」とみんな思っていても、誰も言い出せなかったり、上司に意見したいけど、誰も勇気を出せなかったり…。

そんな状況を表す韓国のことわざが 「猫の首に鈴をつける」 です。今日は、このことわざの意味や由来、日本のことわざとの違いについて、わかりやすく解説していきます!

内容のポイント

意味 みんな必要だと思っているけど、誰もやろうとしないこと

由来 ネズミたちが猫に鈴をつけようとする「イソップ物語」から

日本の似たことわざ 「言うは易く行うは難し」「絵に描いた餅」

意味

「猫の首に鈴をつける」 とは、 みんながやったほうがいいと思っているけど、誰も実行できないという意味です。

例えば、学校で先生の授業が厳しすぎるとみんなが思っていても、「先生に直接言いに行く人」はなかなかいませんよね。会社でも、上司のやり方に不満があっても、誰も文句を言えないことがあります。

そんなときに 「これはまさに猫の首に鈴をつけるようなものだ」 と表現できるんです。

由来

このことわざは、『イソップ物語』 に出てくる「ネズミの会議」という話がもとになっています。

物語では、ネズミたちが「猫に見つかる前に逃げられるように、首に鈴をつけよう!」と話し合います。でも、「じゃあ、誰が猫に鈴をつけに行く?」となると、誰もやりたがらない…。

韓国では、この話が伝わり 「猫の首に鈴をつける(고양이 목에 방울 달기)」 ということわざになりました。つまり、リスクを伴う行動を実際に行う人がいない、ということを表す言葉として定着したのです。

日本の似たことわざ

日本にも似たことわざがあります。

「言うは易く行うは難し」 → 言葉で言うのは簡単だけど、実際にやるのは難しい。

「絵に描いた餅」 → 計画だけあっても、実行できなければ意味がない。

韓国の「猫の首に鈴をつける」は、特に 「実際にやる人がいない」 という意味が強いのが特徴です。

まとめ

今日は韓国のことわざ 「猫の首に鈴をつける」 をご紹介しました。

みんなの周りにも、「猫の首に鈴をつける」ような状況、ありませんか? ぜひ、このことわざを使ってみてくださいね!

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