宇宙の始まりを3分で理解!ビッグバンから今も広がり続ける宇宙


ねぇ先生!この前テレビで「宇宙は138億年前に一瞬で生まれた」って言ってたけど、ほんと?

確かに、宇宙は138億年前に”ビッグバン”という現象で生まれたんだ。これが、宇宙のはじまりだな。

”ビッグバン”って爆発っぽい名前だよね。爆発で宇宙が生まれたの??

じゃあ、今日は宇宙誕生のなぞを解いていこう。”宇宙はどうやって生まれたのか”を3つのステップで説明していくぞ。
・138億年前、ビッグバンで宇宙が一瞬で生まれた。
・宇宙誕生直後の3分間で水素やヘリウムなど万物のもとが作られた。
・宇宙は今も光より速いスピードで膨らみ続けている。
宇宙の誕生ー138億年前の大事件

まず、宇宙は138億年前に、めちゃくちゃ小さくて、重くて、熱い”点”から始まったんだ。

点って、、どれくらい小さいの?

イメージしにくいかもしれないが、”ゼロサイズ”に近い。具体的には、原子の1兆分の1より小さいって感じだ。

そして、その小さな小さな火の玉が一瞬で大きく広がり宇宙が生まれた。大きく広がった原因は”エネルギーが溜まりすぎた”からだといわれている。あまりにも高温で、エネルギーが行き場を失い、一気に膨張し始めたんだ。


膨張って、爆発みたいな感じ?

そうだな。ただ、”爆発”というよりも”一瞬で広がった”といった方が近い。この現象を”ビッグバン”と呼ぶんだ。
誕生から3分間ー万物のもとが生まれる

次に、ビッグバンが起きた直後の3分間で、一気に広がった中から”万物のもと”が生まれた。

万物のもとって?

簡単に言うと、原子のもとになる粒だ。”水素”や”ヘリウム”といった軽い元素が作られたんだよ。


この”万物のもと”が生まれたことで、宇宙の中に”星”や”銀河”ができる準備が整ったんだ。

準備って、どういうこと?

宇宙が広がることで温度が下がり、”粒”同士が引き合えるようになったんだ。その結果、粒が集まって塊になり、やがて星や銀河が誕生していく仕組みが始まったんだ。

ちなみに、この時に生まれた水素やヘリウムは、今でも宇宙のほとんどを占めているんだ。

えっ!138億年前のものが今も宇宙にあるの?すごい!
現在ー宇宙は膨らみ続けている

そして、そこから宇宙は”爆速”で広がり続けている。今もなお、宇宙は広がり続けているぞ。


え、まだ広がってんの?どこまで広がるんだろう、、!

それは科学者たちもまだ研究中だ。ただ、”膨らみ続けている”ことは確実だ。

ちなみに、宇宙が広がるスピードは”光より早い”と言われているんだ。

光より早い!?やばい、宇宙すごすぎ!
まとめ

まとめると、宇宙は138億年前に一瞬で生まれて、3分間で”万物のもと”ができて、今も広がり続けている。宇宙の歴史はまだまだ謎が多いが、この3つを知るだけでも宇宙の壮大さがわかるだろう。

ほんと、宇宙ってスケールがデカすぎる!もっと知りたくなった!

それが大事だな。”もっと知りたい”という気持ちが、新しい発見につながるんだ。

よーし、宇宙についての本とか読んでみようかな!先生、ありがとう!

うむ、楽しみにしているぞ。今日はお疲れ!